建設コンサルタントの富士エンジニアリングは昭和48年の創業以来、国や山梨県、市町村の技術パートナーとして、地域の生活に欠かせない公共インフラ整備に貢献してきました。主に橋梁や道路、河川砂防、農業土木(農道・畑かん・水路・圃場整備)、上下水道を対象に、計画立案から調査、設計から維持管理までサポートし、土木の専門家として地域の生活にあわせた最適な提案とアドバイスで街づくりに貢献してきました。また、街が災害で被災した際には「地域の守り手」としていち早く現場に向かい、復旧にあたります。
地域に寄り添い続けることにより、おかげさまで令和5年には創業50周年を迎え、地域にとって欠かせない建設コンサルタンツ企業へと成長してまいりました。
近年のインフラを取り巻く課題の一つは、既存施設の老朽化です。国内のインフラは高度経済成長期に整備されたものが多く、鋼構造物の腐食やコンクリートのひび割れといった劣化が進んでいます。老朽化は人々の暮らしに支障をきたすだけでなく、人命に関わる恐れもあり大きな社会問題となっております。そこで既存の構造物をできるだけ長期にわたって有効活用する「構造物の長寿命化」への対応が急務となっています。
また激甚化・頻発化する自然災害から、私たちの安全安心で快適な生活を守っていくことも重要な課題と言えるでしょう。
一方、少子高齢化による人口減少で担い手の確保、および税収は減り続けています。限られた財源でこうした対策をいかに効率良く進めるか、これらの山積する課題の解決に向けて重要な役割を担っています。